約 1,794,472 件
https://w.atwiki.jp/hdlwiki/pages/288.html
ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ(通常版) 【メーカー】タイトー 【発売日】2006/4/27 動作報告 HDA 2.1 SCPH-30000 純正 WinHIIP 1.7.5 JP 数時間プレイにて不具合なし HDL0.7e SCPH-39000 純正HD WINHIIP1.7.3JP イメージインスト起動確認 商品の説明
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3809.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/1711.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3982.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3873.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3888.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3903.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3929.html
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/3965.html
https://w.atwiki.jp/souhatsu_ggg/pages/14.html
作者:1スレ目 71 ( 1) 真紅「最近金糸雀と仲が良いわね」 JUM「ああ、そうだな」 真紅「そうだなって……ジュン」 JUM「なんだよ?」 真紅「貴方は私のミーディアム、家来なのよ。もっと自覚をもって頂戴」 JUM「自覚?」 真紅「その……あまりあの子と仲良くしないで」 JUM「はぁ? なんでそこまで干渉されなきゃいけないんだよ」 真紅「そ、それは……」 真紅「い、いいから言う通りにしなさい!」 JUM「嫌だね。僕が金糸雀と仲良くするのには目的あるんだ」 真紅「目的? ただ単に金糸雀と仲良くしたいというだけではないの?」 JUM「ああ、そうさ」 真紅「何なのその目的って」 JUM「お前に言う必要はない」 真紅「……」 JUM「……」 真紅「……」 JUM「……はぁ、わかったよ。教えてやるからそんなに睨むな」 JUM「僕が、どうして今まで雛苺に甘くしてきたと思う?」 真紅「今は金糸雀の話でしょう」 JUM「いいから。何故だと思う?」 真紅「それは……貴方は本当は優しいから、だと思うわ」 JUM「違うね」 真紅「えっ?」 JUM「僕が雛苺に甘いのは……あいつのミーディアム、柏葉が関係してるんだ」 真紅「どういうこと?」 JUM「いいか? 一見アイツは大人しい委員長タイプの剣道少女だ。しかも可愛い」 真紅「そうね」 JUM「……でも、その実体は違うと僕は考えている」 真紅「あら、貴方は勉強を見てもらったりしているのでしょう?」 JUM「それは僕が雛苺に優しくしているからさ」 真紅「そうかしら?」 JUM「ああ。アイツは僕が雛苺に冷たくしたら 何をするかわからない……危険な奴だ」 真紅「……」 真紅「危険とはどういう意味?」 JUM「柏葉は雛苺を溺愛してる。 ねーちゃんの僕への溺愛っぷりと比べても遜色が無い」 真紅「そういう事は自分で言うものではないわ」 JUM「真紅、もしお前が僕に意味もなく冷たくした場合、 ねーちゃんはお前を……」 真紅「私を……どうするのかしら?」 JUM「……ラクロスのラケットで振り回すと思う」 真紅「……あ、有り得ないわ。のりは優しいもの!」 JUM「……」 真紅「何か言いなさいジュン!」 JUM「……」 JUM「有り得ない事だと、いいんだけどね」 真紅「そんな……まさか」 JUM「有り得ないとも言い切れない。だから、僕は雛苺に優しくするんだ」 真紅「それは……」 JUM「柏葉が剣道部だから。 明らかに得物の殺傷能力はねーちゃんより高い」 真紅「……わかったわ。 ジュン、貴方は金糸雀のミーディアムを恐れているわけね?」 JUM「情け無いけどその通りさ。 だから僕が金糸雀と仲良くするのを邪魔しないでくれよ?」 真紅「ええ。そういう事なら……仕方がないわね」 JUM「……」 JUM(……ふふ、ふ……ふはははは! バカめ! そんなわけがないだろうが!) JUM(真紅、お前は本当に幸せなお人形さんだな!) JUM(僕が柏葉を恐れる? むしろ逆!) JUM(僕が雛苺に優しくするのは、柏葉との接点を増やすためなのさ!) JUM(同級生の女の子との会話だぞ? しかも大人しくて可愛いんだぞ?) JUM(……どんとこい! 僕、勝ち組!) JUM「くくくっ……!」 真紅「何がおかしいの?」 JUM「あっ、いや……なんでもないさ。なんでも、ね」 真紅「? そう。ならいいのだけれど」 JUM(おっと、危ない危ない。思わず笑みがこぼれてしまった) JUM(……しかし、僕も思春期の少年だ) JUM(年上のお姉さんに憧れを抱くのはなんらおかしい事じゃない) JUM(しかも草笛さんは美人だけど、趣味がちょっとアレだ) JUM(恐らく彼氏はいないだろう) JUM(……しかし、趣味を一緒に語れる人物が現れたら?) JUM(それも、ローゼンメイデンの事をおおっぴらに出来る人物だったら?) JUM「ふひひっ……!」 真紅「ねえジュン。さっきからどうかしたの?」 JUM「両手に花かもしれないぞ!?」 真紅「……何がかしら?」 JUM「あっ」 JUM(ちいっ! しまった!) 真紅「両手に花とはどういう事?」 JUM「そ、それは……」 JUM(真紅め! 一流のレディーだったらそこは流せよ!) 真紅「ねえ、ジュン」 JUM「いや、その……」 JUM(ど、どうする? どうするどうするどうする!?) 真紅「まさかとは思うけれど ……ミーディアムを恐れているというのは建前なんじゃないの?」 JUM「っ!」 JUM(バレたっ!) 真紅「貴方本当は……」 JUM「……!」 真紅「只単に、幼女趣味なだけなんでしょう!?」 JUM「……」 JUM「はっ? おい真紅、お前何言ってるんだ?」 真紅「言い訳しても無駄よ! 汚らわしい!」 JUM「何を勘違いしてるんだ! お前、僕が単純に雛苺と金糸雀が子供っぽいから好きで仲良くしてると思ってるのか!?」 真紅「よらないで、このロリコン!」 JUM「待て! 僕のストライクゾーンはもっと広い!」 JUM「それに、僕が好きなドールは別にいる!」 真紅「えっ?」 JUM「本当は、もっとそいつと仲良くしたい! だっこしてチュッチュしたいんだ!」 真紅「あ、貴方、何を言っているの?」 JUM「本心さ!」 翠星石「ち、チビ人間がそこまで言うなら、 だっこしてチュッチュさせてやらんこともねーですよ///」 真紅「翠星石!? 貴方、いつからそこにいたの?」 翠星石「ほ、ほれ。早くするです……///」 真紅「待ちなさい翠星石。誰もあなただとは言っていないわ」 翠星石「真紅は黙ってるです! 嫉妬は醜いですよー?」 真紅「嫉妬ではないわ。私は事実を言っただけよ」 翠星石「チビ人間が本当に好きなドールなんて、翠星石に決まってます!」 JUM「いや、違うけど」 翠星石「……」 翠星石「えっ?」 翠星石「ちょ、ちょっと待つです! お前が一番好きなのは翠星石じゃねーんですか!?」 JUM「違うっての」 翠星石「そ、そんな……」 JUM「まあ、二番目に好きなのはお前だけどな」 翠星石「なぐさめなんていらねーです!」 JUM「……別になぐさめてるわけじゃないさ。 ただ、時間の差はあれお前もだっこしてチュッチュしたいって言いたかったんだよ」 翠星石「そ、そうなんですか……///」 真紅「……ジュン」 JUM「なんだ?」 真紅「……」 真紅「……だ、だっこしても構わないわよ?」 JUM「お前、何を言ってるんだ?」 真紅「……思えば、貴方とも短いようで長い付き合いになるわね」 JUM「まあ、そうかな?」 真紅「だ、だからもうさすがに家来扱いはやめてあげるわ」 JUM「そりゃありがとう。嬉しいよ、全く」 真紅「……だ、だから、だっこして頂戴」 翠星石「なななな、なんで目を閉じるですか真紅ぅーっ!?」 真紅「……気分の問題よ。翠星石、静かにして」 翠星石「むきぃーっ!!」 水銀燈「あらあら、相変わらず馴れ合ってるみたいねぇあんた達は」 JUM「す、水銀燈!?」 水銀燈「お邪魔するわぁ」 …フワッ JUM「……どうしてここに来たんだ?」 翠星石「そうです! 今はアリスゲームをする気はありません!」 水銀燈「そんなに怖がらなくてもいいのよぉ? ただ、真紅と翠星石を笑いに来ただけだからねぇ」 翠星石「翠星石達を笑いに来たですって?」 水銀燈「ええ、そうよぉ」 翠星石「そりゃいったいどういう意味ですか!?」 真紅「さぁ、早くだっこして頂戴ジュン///」 水銀燈「ねぇジュンくぅ~ん?」 JUM「……なんだよ」 水銀燈「あなた、本当は私をだっこしてチュッチュしたいんでしょう?」 翠星石「何言ってるんですか! 誰が水銀燈なんか!」 水銀燈「……貴方に聞いてないわ」 翠星石「ひっ!?」 水銀燈「……ねえ、貴方は本当は誰が一番アリスに相応しいかわかってるんでしょう? そうよねぇ?」 JUM「……」 翠星石「こんな奴のいう事に耳をかすなですぅ~!」 水銀燈「妹のミーディアムの心までも奪うなんて、 お父様も私を美しくつくりすぎたみたいねぇ」 水銀燈「貴方が今考えている事を正直に言ったら、 そのお願いを聞いてあげてもいいわよぉ?」 JUM「ほ、本当か……?」 翠星石「嘘に決まってます! 騙されるなですチビ人間!」 水銀燈「さあ、貴方が望んでいる事は?」 JUM「ぼ、僕が望んでいる事は……」 翠星石「駄目ですーーーっ!」 水銀燈「さぁ、何を望んでいるのかしらぁ?」 JUM「今すぐ帰って欲しいかなぁ」 水銀燈「……」 水銀燈「えっ?」 真紅「……まだなのジュン」 真紅「……?」 水銀燈「か、帰って欲しいですってぇっ!?」 真紅「す、水銀燈! いつからそこに!?」 水銀燈「貴方、私が一番だと思っているんじゃないの? 敵対する立場でもだっこしてチュッチュしたいと……」 JUM「いやいや、誰もそんな事言ってないだろ。 むしろ、お前が来ると羽を散らかして帰るから面倒なんだよな」 水銀燈「……」 JUM「さあ、僕の望みは言ったぞ! 帰れ!」 水銀燈「……」 水銀燈「なら、あんたが一番だと思うローゼンメイデンは誰なのよ?」 JUM「はあ? なんで僕がお前にそんな事言わなくちゃいけないんだよ」 水銀燈「ふん! 私が一番だと思わないあんたの頭の中が気になっただけよぉ」 真紅「……なんだか事態はわからないのだけれど、無様ね」 翠星石「ざまあねえですね水銀燈~!」 水銀燈「!?」 翠星石「いきなり出てきて自信過剰にも程がまりますねぇ~?」 真紅「そうね。妹として恥ずかしいわ」 水銀燈「だ、黙りなさぁい!」 翠星石「……ぷ……ぷくく……い~っひっひっひ! 駄目ですぅ~! 腹がこじれますぅ~!」 真紅「駄目よ翠星石、そんなに笑っては。……ぷっ」 水銀燈「っ……! そんなにジャンクになりたいのかしらぁ!?」 バサバサッ JUM「おい、羽落とすなってば。ホント迷惑」 水銀燈「……」 真紅「ジュン、はっきりと言ってあげて。 貴方が誰が一番のドールと思っているかを」 JUM「えっ、い、嫌に決まってるだろ!?」 水銀燈「……それを聞くまでは帰れないわぁ。 もっと羽が散らばっちゃうかもねぇ」 JUM「くそっ! なんて迷惑な奴なんだ! ……仕方ない、のか」 翠星石「まあ、翠星石よりは順位は下なんですけどね~!」 真紅「さあジュン! ハッキリと言ってあげなさい! 誰が一番なのかを!」 JUM「……一番は」 真紅「遠慮する必要はないのだわ! こ、心の準備は出来ているもの!」 JUM「蒼星石だろ、やっぱり」 真紅「……」 真紅「えっ?」 真紅「蒼……星……石?」 JUM「ああ」 真紅「わ、わわ、私ではないと言うの!?」 JUM「当たり前だろ。お前はメダル獲得圏外だよ」 真紅「!?」フラッ… 水銀燈「……仕方ないわねぇ。銅メダルでも我慢してあげr」 JUM「三番目は雛苺だな。四番目は金糸雀」 水銀燈「!?」フラッ… 翠星石「姉妹でワンツーフィニッシュですか。 まあ、蒼星石なら我慢できますね」 JUM「ああ、蒼星石をだっこしてチュッチュしたいな~!」 真紅「……ジュン」 JUM「なんだよ」 真紅「……この際だから貴方の見る目の無さは置いておいてあげる。感謝しなさい」 水銀燈「……そうねぇ。あんたはハッキリさせないといけない事があるわぁ」 JUM「なんだよ。何をハッキリさせないといけないんだよ」 真紅「……私と水銀燈!」 水銀燈「どっちが上か!」 真紅・水銀燈「ハッキリ言ってちょうだい!」 JUM「えっ? どっちが“上”かを言わなきゃ駄目なのか?」 真紅・水銀燈「!?」 蒼星石「こんにちわジュンくん」 金糸雀「遊びに来たかしら~!」 JUM「来たのか」 真紅「……水銀燈、紅茶でも飲む?」 水銀燈「……ありがとう真紅、いただくわぁ」 蒼星石「どっ、どうして水銀燈がここに!? それに……」 金糸雀「真紅とすごく仲良くしてるように見えるかしら……」 JUM「……まあ」 JUM「どんな理由だろうと、仲が良いってのは良い事だよな」 おわり